一眼レフカメラの一番の魅力は、やはり背景をキレイにぼかした奥行き感のある写真が撮れること。
私も、もともとそんな写真が撮りたくて一眼レフを買いました。(そしてハマった。)
今回は、そんな背景を綺麗にぼかした風景や花写真の撮り方をご紹介します。
ボケの綺麗な写真を撮るには、絞り(F値)の設定がポイント。
あとは特別難しいテクニックは不要です!
「こんな風に撮ってます♪」というものなので、気軽に見ていただければ嬉しいです。
参考にしてみてくださいね。
背景を綺麗にぼかして撮る方法
背景をぼかして撮る、これぞ一眼レフの一番楽しいところですよね。
私が写真を撮るときに一番気をつけていることは、背景をどう処理するかということ。
背景によって、写真の雰囲気がすごく変わるからです。
被写体はきれいに撮れてるのに、背景がイマイチで残念…ということもよくあります。
なので、被写体をどう撮るかと同時に背景も考えて撮るようにすると、かなりいい感じの写真が撮れるようになります。
きれいな背景を活かす撮り方もありますが、背景がごちゃごちゃしてイマイチな時も、ぼかして撮るのがおすすめです。
[topic color=”gray” title=”背景をぼかして撮る方法・ポイント”]
- 絞り優先モード(AV)に設定する
- レンズは絞り開放(F値最小)か、できるだけ小さく設定する
- レンズは、50mmの単焦点・F1.2〜2.8くらいの明るいレンズがおすすめ
- 被写体に近づいて撮る(ズームレンズならズーム側で撮る)
- 被写体と背景が離れているほどボケが大きくなる
レンズは?
レンズは50mmの単焦点レンズがおすすめ。
50mmのレンズはF値が低く、明るくてボケが綺麗に出せるからです。
もしくは、F値が2.8くらいまでのレンズがおすすめです。
それ以上になるとボケが硬くなるというか、ほわほわした柔らかいボケが出せなくなります。
絞り優先モードの設定
カメラを「絞り優先(AVまたはA)モードに設定します。
レンズの絞り(F値)は、開放(F値最小)か、できるだけ小さい数値に設定します。
(F1.4〜2.0くらいがおすすめ)
F1.4だとかなりぼけるので、ボケが強すぎたり明るすぎてしまう場合は少し数値を大きくして撮ってみます。
背景や光によっても変わるので、好みで調整します。
F値は大きいほどレンズを通る光の量が少なくなり、F値が小さいほど絞りが開きレンズを通る光の量は多くなります。
また絞りによってピントが合う距離範囲も変わるので、ボケの柔らかさや大きさにも影響します。
撮り方の手順
カメラとレンズの設定をしたら、撮ってみましょう!
1被写体に近づきます。
背景をぼかすためには、被写体に近づいて撮ります。
さらには、被写体と背景との距離があったほうが より背景がボケて奥行き感のある写真になります。
私の場合、まず背景を決め、背景をきれいにぼかすための被写体を探す…ということもよくあります。
2ピントを置く場所を決めます。
ピントは、被写体(花)の中央部分か、手前あたりにおきます。
3背景を考え、構図を決めます。
構図を決めるポイントは
- 被写体をどの角度から撮るか
- 被写体を画面のどこに置くか
- 背景をどう取り込むか
画面で、ボケ具合・色や光のバランスを確認して構図を決めます。
あとはシャッターを押すだけ!
構図をとるときや、撮ったあとに画面で確認します
- 部分的に光が強く反射してしまっていないか?
- 部分的に色が強すぎるところはないか?
- ピントの位置は不自然ではないか?
などをチェック。
なんとなくバランスが悪いなあと思ったら、角度や構図を変えて撮ってみたり。
背景の光や色が強すぎるところがあると、全体的に見た時にそこに視線が引っ張られてしまい、アンバランスに見えたり、せっかくの被写体が引き立たなくなってしまうこともあります。
また、ボケすぎ、明るすぎ、という場合はF値を少し上げてみたり、ホワイトバランスを変えてみるなど調整してみましょう。
場合によっては、色も光もアクセントになってプラスになることもあります。
あなたの好きな感じでOKです!
参考になれば嬉しいです♪
ぜひ試してみてくださいね。
今回作例で登場したゆりの花と風景写真は、
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